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野菜料理
高度経済成長期以降の日本の食卓では、動物性たんぱくが食事のメインディッシュになるケースがとても多くなり、野菜は単なる付け合わせか副菜という扱いを受けることも増えました。
肉や魚だけ食べて付け合せの野菜は残すというのも、よく見かける光景です。
動物性食品は、たしかに栄養の点でも味の点でも抜群です。しかしこれも食べ過ぎると、健康を損ねるだけでなく、地球環境にも良くありません。
実際日本人の多くは動物性食品を食べ過ぎていますし、これらを生産するためには(天然ものの魚などを除いては)大量の穀物や水、土地などが必要になるのです。
そこでこうした事実を知った人たちの間で、植物性食品中心の生活にシフトする動きが活発化し始めました。
その中には、伝統的な和食を導入する人も多く、このことからも和食がいかに健康的にも環境的にも優れた食事であるかということがうかがわれます。
伝統的な和食では、野菜料理はしばしばメインディッシュとなります。
健康を取り戻すために、また地球環境を守るためにも、野菜を美味しく食べる工夫は欠かせないものです。
とはいえ、伝統的な和食や精進料理での野菜料理は、年配の人にはいいかもしれませんが、洋食に慣れた若い人にとってはちょっと受け入れられないかもしれません。
それまでハンバーグだのステーキだの焼肉だのトンカツだのを食べていたのが、いきなり精進料理では、最初は新鮮に感じるかもしれませんが、そのうちに逆に食事がストレスになってしまうでしょう。
そこで、洋風かつメインディッシュになり得る、忙しい現代人にも簡単に作れる野菜料理のレシピが必要になってきます。
そんなことを考えていたとき、書店でこんな本を見つけました。
『izumimirunのvege dining 野菜のごはん』
『izumimirunのvege dining 野菜のごはん (2)』
『野菜だけでおいしいごはん』
上記の3冊の著者はいずれも庄司いずみさん。
『野菜のごはん』2冊は、庄司さんのブログ「vege dining 野菜のごはん」の中で特に人気の高いものを書籍化したもの。一方『野菜だけでおいしいごはん』は完全書き下ろしです。
この方のレシピの特徴は、すべてが一人分の分量で、かつ作り方が非常に簡単なこと。
油を使ってボリュームを出すメニューも多いですが、その油もごま油やオリーブオイルといった健康に良い油を、使いすぎないようにしています。
使う素材も非常に限られているので、買い物が簡単なのも嬉しいです。
ヴェジタリアンの方はもちろん、アレルギーの方、健康に気を使う方、ダイエット中の方、料理に時間をかけたくない方にもオススメです。
もちろん和風のレシピもありますので、和食党の方も満足できると思います。
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